2011年10月13日

品質月間とは?

品質月間とは? - 品質管理研究所 -


11月1日〜30日の1月間は、
日本の品質のお祭り、品質月間(Quality Month)です。

品質月間は、1951年の大手日本企業の品質管理大会がきっかけとなり、
1960年に日本の業界団体が集まり、品質月間が始まった歴史があり、

活動は、海を越えて、アメリカなどにも広がり、
さらに国連の提唱で、世界各国でも品質強化活動がすすみ、

今では、11月の第2木曜日が、
ワールドクオリティ・デイ(World Quality Day)に設定されています。

2010年のテーマは、

「品質の原点にかえり 先駆者の知恵に学ぶ」
Returning to the original point of Quality to learn from the wisdom of pioneers

であり、

2011年のテーマは

「危機を力に 品質革新 再び世界No.1」
Turn Crisis into Power : Become No.1 Again by Quality Innovation

でした。

品質と革新


このテーマの背景にもある東日本大震災は、

日本の多くの企業が、これまで以上に
さまざまな協力会社の力に支えられて、事業経営がなりたってきたことを
示すことととなり、また、国外からのあたたかい言葉にも励まされ、
多くの方が、パートナーの大切さを一段と深く感じ取られたのではないでしょうか。

品質月間のテーマは、その時代の世相を反映し、
品質のホットなテーマを反映したテーマが、これまでたくさん設定されてきています。

当時を反映したよいフレーズがありますので、ご紹介いたします。

<過去のテーマ>
1961年「品質保証」
1962年「よいものを買おう、よいものを作ろう」
1966年「利益確保は品質管理で」「品質管理と消費者の利益」
1969年「よい品質で世界の繁栄」
1976年「品質管理で体質強化」
1980年「見かけより真の品質を」
1986年「品質第一すべての基本」
1988年「事実で判断、事実で行動」
1990年「品質第一いきいき職場」
1997年「TQMで豊かな創造大きな挑戦」
2008年「現場力 足元固めて 品質経営」「知恵と工夫で 夢をカタチに」
2009年「持続可能な社会をつくる品質 〜今、あなたにとって品質は?〜」
2010年「品質の原点にかえり 先駆者の知恵に学ぶ」

当時のことばであっても、今でも大切にしたい品質の考えばかりです。

このように設定した品質月間を啓蒙するために、(財)日本科学技術連盟さんでは、
無償でユーモアのある品質川柳をデスクトップのスクリーンセーバーとして、配布もされています!


■ (財)日本科学技術連盟 品質川柳ダウンロードは、こちら!

 ひらめき 品質川柳ダウンロード

川柳の表彰作品には、おもわず、笑ってしまうような内容がもりだくさんです。

一部面白い表彰例をご紹介します!

<表彰川柳>
■ クレームが 減った原因 客離れ      荷が悪い(苦笑い)さん
■ 「良くやった」 現場見ずに よく言った  非三現主義さん
■ トレンドに 円グラフ使った 分析表    俺線グラフ
■ 「5S」だと 言って詰め込む 棚の奥    ルー
■ 対策書 作って上がる パソコンスキル   クレーム担当
■ 品質は パソコン見ないで 現場見ろ    鳶職人

ある、ある・・・、たまには、苦笑いですが、

たくさんのおもしろい品質川柳が紹介されていますので、ぜひ、こちらもどうぞ!


■ (財)日本科学技術連盟さん 品質月間 川柳はこちら!

 ひらめき 品質月間 川柳


品質の取り組みを楽しむ最高の機会、「品質月間」は11月!
うまくイベントを活用して、企業の品質活動を盛り上げていきたいものです。



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11月は、品質祭り?
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posted by かおる at 21:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 品質月間

2010年11月03日

11月は、品質祭り?

11月は、品質祭り?
〜品質管理研究所〜


 11月1日〜30日は、品質月間といわれる、いわば製造業にとっての『品質祭り』です。

品質月間


 品質月間は、全社員の品質意識の高揚、品質レベルの維持向上をはかるために、1960年に創設されて、毎年11月に実施されている品質イベントです。

 世界的にみれば、1989年から国連の提唱でワールドクオリティ・ディ(World Quality Day/11月の第2木曜日)が設定されているように11月は、品質強化の大切な月といえます。



毎年、品質月間委員会により品質月間テーマが掲げられており、

2010年の日本での第51回の品質月間テーマは、

『品質の原点にかえり先駆者の知恵に学ぶ』 

 Returning to the original point of Quality to learn from the wisdom of pioneers


です。


 50年を迎えた節目をむかえ、Made in Japan の製品品質の高さを改めて見つめなおす原点回帰で、過去の知恵を活かして、品質の向上を目指すというテーマ内容ですね。


 (財)日本科学技術連盟では、毎年品質月間にあわせて、品質標語や品質川柳を全国に募集して、品質を啓蒙する活動を促進されています。下記の日科技連のHPで、すばらしい品質標語やユーモアあふれるおもしろい品質川柳がたくさん掲載されているので一度ごらんになってみてください。

『ある〜ある〜、うちの会社でも』とおもうようなことが記載されていて、思わず共感してしまいます。短いことばの中に、品質に対する思いが凝縮されていますので、改めて、品質について、じっくり考える良い機会になるのではないでしょうか。



品質月間では、いったい、企業では、実際にどんなことをすればよいのでしょうか。


以下に、各社で実施されている内容をまとめてみましたので、参考になれば幸いですひらめき



【啓蒙活動】
@『品質月間の垂れ幕の掲示』
正門や外壁などに『品質月間の垂れ幕』を掲示して、社内外に対して品質の取り組みを啓蒙する。

A『Q旗の掲揚』による啓蒙(新日本石油
 『Q旗』を掲示、掲揚して、社内外に対して品質の取り組みを啓蒙する。
 ※品質に取組む姿勢や意欲を示すことを目的に、日本の日の丸をイメージして、(財)日本科学技術連盟、(財)日本規格協会等が中心となって作成したQC活動を啓蒙するマークです。

B社内の『品質標語』、『品質ポスター』募集、掲示、表彰による啓蒙
社内で、品質標語やポスターを募集して、品質について考えてもらうきっかけを提供し、その標語やポスターを掲示板や休憩室などみんなの目にとまる場所に掲示する。

CPCのパソコンの『スクリーンセーバーに品質川柳を流す』ことによる啓蒙
スクリーンセーバーの無償ダウンロードはこちらから(日科技連HP
 
D 社長メーセージのHPでの掲示 (新日本石油
  社内外にむけて、自社の品質に対する取り組みをPRする。

E 品質全国テーマバッチをつけて意識強化 (旭産業株式会社
 全社員に統一バッチを配布し、つけて、品質意識を高める。
 
F 品質全国品質ワッペンをつけて意識強化(福島第一原子力発電所
 全社員に統一ワッペンを配布し、つけて、品質意識を高める。



【QC活動活性化イベント】
@社内のQC発表会の開催、表彰によるQC活動の活性化 QCサークル大会として、経営者が参画・評価して、活動を活性化させる。

A社外の品質優秀企業・品質管理推進者の功労者表彰
 品質管理推進に携わっている協力企業・功労者の表彰。

B『私の品質宣言』の掲示による社内活性化 (株式会社ティエスイー)
 従業員が個々に自分の業務に合った品質向上へ向けて宣言して、掲示する。

C品質講演会、発表会の開催 
 日頃外に出る機会がすくなく、『井の中の蛙』となりやすい社員に対して、社外の経営者、専門家からの独自の取り組みや考え方などを講演いただく。

D品質管理状況の総点検
 品質管理業務の見直し、生産工程の再確認、協力会社への指導など品質にかかわる業務を再度総点検する機会にしている企業もあるようです。

品質月間の11月を基点として、測定設備の校正点検を忘れずに行う月として設定している企業もありますし、様々な取り組みを考えて活用することが必要ですね。



他にも各企業独自の取り組みをされているとおもいますので、
品質の向上に効果のある面白い独自の取り組みがあれば、これからもご紹介できればと思いますひらめき


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posted by かおる at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 品質月間