2013年03月03日

【監査の旅】中国唐山

【監査の旅】中国唐山
(2013年3月3日)品質管理研究所 


中国の工場改善のため、
2月下旬に10日ほど中国に滞在してきました。

今回は、上海を経由して、中国の国内空港を利用し、
新幹線での移動を含め、さまざまな場所にたちよりながら、
北京から2時間ほどの場所にある中国の唐山市を訪問してきました。

唐山(TANGSHAN:たんしゃん)は、中国河北省の重工業都市で、
唐山大地震という大きな地震で被害をうけたことでも、有名な地域です。


<新幹線での中国国内移動のポイント>
陸路の移動には、便利な新幹線(中国高速鉄道)を活用しました。

中国の新幹線

新幹線の予約には、事前のパスポートでの登録が必要なため、
パスポートの顔写真ページのPDFデータを持っておくのがおすすめです。

チケットの交換にも、パスポートの提示が求められますので、
もちろん、パスポートの携帯もおわすれなく。

中国の新幹線

駅の乗り場番号は、日本のように上に表示があるわけではなく、
地面に乗り場番号が記載されていることが多いようです。
何号車の乗り場かを見つける際には、上ではなく、下を見なければなりませんね。

多くの乗客が並んでいるときは、地面が見えにくいので、あわてず、確認してみましょう。


<お宿>

今回、唐山で宿泊させていただいたホテルは、
仁和賓館(Renhe Hotelレンヘ ホテル)です。

Renhe Hotel 中国唐山

【ホテル】 仁和賓館 
【場 所】 中国 河北省玉田縣鼓樓北街13號 〒064-100

Renhe Hotel 中国唐山


2ひきの象がお出迎えしてくれています。

仁和賓館での支払いは、日本で使用できるクレジットカードが対応していないようで、
中国のクレジットカードでなければ、支払いがむずかしく、
宿泊される際には、現地対応のクレジットカードか、現金を持っていかれるのがおすすめですね


<広がる中国の大気汚染?>

現在、中国での大気汚染の日本への影響が、日本のニュースで報道されています。

このような環境問題は、もちろん、今にはじまったことではないはずですが、
PM2.5 (Particulate Matter 2.5μm)という小さな粒子状の物質が影響して、
健康被害につながる懸念がにわかに日本に広がってきています。

今回、中国を訪問して、まさに、外が煙や霧のようにかすんでいる
光景をまのあたりにして驚かされました。


連日のかすんだ大気の中で、雨がふった翌日には、
雨が大気中の微粒子を一時的にしずめているためか、
下記の写真の通り、ひさびさの青空が澄み渡り、ほっとしましたが、

Renhe Hotel 中国唐山

このような青空がいつも見える環境になるためには、私たちに何ができるのでしょうか。


経済発展著しい中国が、自国の環境汚染を認めるがごとく、
日本政府の汚染に対する支援を受け入れることは、むずかしいかもしれませんが、

健康に敏感な中国のひとたちの強い内からの要望があれば、
民間経済の中で、環境需要が高まりを見せ、内発的な変化がおこるのではないでしょうか。

経済成長を支える企業の発展の裏側で、
過去日本でも、さまざまな公害が発生してきました。

中国でも同じように民の健康に影響する公害を防ぐために、
他国での失敗から学び、ぜひ問題をくりかえさないでもらいたいものです。



中国でのものづくりの力に助けられている日本の企業ができることはなんでしょうか。

取引先となるパートナー企業が、ものづくりをする前に環境を汚染していないこと、
環境汚染をすることがないように、企業の環境対応と検査で厳しくチェックすることが、
求められるのではないでしょうか。

製品の品質ももちろん大切ですが、
このような環境に対する自主規制ができている企業であることを厳しくチェックすることが、
中国工場の環境へのあり方を少しでも、変えるきっかけになるのではないでしょうか。

ISO14001環境マネジメントシステムを取得しているかどうかというチェックにとどまらず、
大気汚染や水質調査や騒音や廃液管理などの管理実績を定量的に確認して、
問題点がないかを現場で確認しておくことは大切なことです。

ものづくりをおこなう日本企業の多くが、
今後、今まで以上に中国の企業に対しての環境チェックを厳しくおこなえば、
工場を通じて発生する多くの環境問題を未然に防ぎ、しいては、
中国での工場の安定的な操業と調達を実現することにもつながるのではないでしょうか。

世の中に悪い影響を与える企業は、持続した繁栄はできません。

今後中国企業と取引をおこなう日本企業にとっては、
中国の取引先の環境管理には、特に注意してもらいたいものです。

また、このような大気汚染の原因は、工場だけでなく、
年々増え続ける中国の自動車の排気ガスも影響していることでしょう。

環境へ対応している日本の自動車の技術力の広がりをはじめ、
環境を汚染しない安全なエネルギー源へのシフトへとつながってほしいものです。


<春節の花火・爆竹と灯篭>
運よく、春節(旧正月)明けに訪問したため、
花火や爆竹がいたるところで鳴り響いていました。

中国の旧正月と灯篭

新年のはじまりにふさわしいムードがひろがっていましたが、
外のもやや霧も、このような新年の花火の煙や爆竹の煙が影響していたのかもしれません。

街の広場では、火をともした灯篭が熱気球のように夜空にうかび、
たいへん幻想的な光景もみられました。

中国の旧正月と灯篭

この空に浮かぶ中国の灯篭は、中国の三国志で有名な諸葛孔明が、
活用したという話もあるそうです。


<中国流のおもてなし>
中国では、仕事にもまして、食事で円卓をかこむことを大切にされています。
お酒をくみかわすことで、いっきに関係が近づき、仕事がしやすくなるのを肌で感じます。

お酒に弱い日本人にとっては、仕事以上のがんばりどころかもしれませんね。

中国の円卓の秘密

中国の方々は、食を通じて、おもてなしをして、
乾杯をしながら、思いを伝え、良い関係をつくるのが、とても上手です。


円卓では、みんなの顔がよく見えて、コミュニケーションしやすく、
イスを追加すれば、人数が増えても、全然問題ありません。

たべきれないほどの料理がでていますが、残さずにすべて食べると、
逆におもてなしが足りないと思われてしまうので、のこすことは、正解のようです。

あまった料理はテイクアウトで、会社で夜遅くまで働く社員のためにもちかえり、
食べ物も大切にされているところも非常にすばらしいところです。

食事は、広い中国の中での地方の土地柄や文化もあらわれてくるので、
多くのことを知る大変貴重な場といえるのではないでしょうか。


<火鍋料理>
今回は、中国で人気の料理のひとつ、「火鍋」をはじめていただきました。

中国の火鍋

日本の料理でいうと、「しゃぶしゃぶ」のようにお鍋の湯の中にさっとお肉を通して、
自分で調合したお好みのたれや味噌ダレにつけていただきます。

牛肉や豚肉や羊肉などさまざまなお肉がならび、日本人の味覚にもぴったりです。



<豆腐の千切りスープ>
こちらは、日本では珍しい豆腐の千切りスープです。
極細に千切りされた豆腐が、とろみのあるやさしいスープにあって、非常においしいスープでした。
日本では、みかけない豆腐料理ですが、日本人の口にも、あうおすすめの一品です。
ヘルシーなため、日本の若い女性にとっても、人気がでる一品になるような気がします。

豆腐の千切りスープ


疲れをふきとばす元気の源「ふぐ」や「すっぽん」のスープなどもいただきました。
朝から晩まで仕事をしたあとの元気の出るスープは格別です。

また、今回は、はじめて、「かえる」も・・・。


<果物屋さん>

現地の果物屋さんを見ると大変おもしろいものです。

中国の果物

中国でもさまざまな色とりどりの果物が陳列されています。
日本のスーパーでみかけるようなきれいで形が整った果物だけでなく、
自然のありのままのさまざまな形と色の果物がならんでいます。

中国の果物

中国の果物

中国の果物

中国の果物

日本の産業製品のように、おいしくて、安全な日本の果物が、
中国で活躍するチャンスが、中国市場にも眠っている気がします。

南国の果物はすでに中国市場にチャレンジしているようです。

中国の果物

中国の果物

中国でも、日本のおいしいみかんや桃の味をしれば、きっとやみつきになることでしょう。


異国の地を訪問すると、日本の良さを知るきっかけになります。
日本では当たり前のことは、他国では、当たり前ではありません。

仕事に対する姿勢ひとつをとっても、
日本人の仕事への向き合い方や品質へのこだわりは驚くべきものがあるようです。

異国では、お互いの良いところを学び、
良い刺激を与え続ける関係を築いていきたいものですね。


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posted by かおる at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 監査のたび
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