2012年04月29日

SMARTな品質目標の設定方法とは?

SMARTな品質目標の設定方法とは? - 品質管理研究所 -


継続的な品質改善を推進するために、

毎年、企業の品質方針(Quality policy)にもとづき、
品質目標(Quality target)を設定します。


その品質目標をうけて、各部門では部門目標を設定し、
さらに、各グループや個人へと、ブレークダウンしていきます。

品質目標の設定方法

このような組織のさまざまな部門や段階で必要となる品質目標を
どのように設定すれば、よりよい品質改善に結びつけられるでしょうか。


その目標設定のポイントとなるのが、今回ご紹介する『SMART』です。

『SMART(スマート)』は、「賢い」という意味ですが、
その意味にぴったりの5つの略語をご紹介します。

賢く品質目標を設定するポイントとして、
以下の5つの頭文字SMARTを覚えておくと非常に便利です。


<SMART>
@S- Specific target (具体的な目標、明確な目標、詳しい目標)
目標が、具体的で明確になっているか。

AM- Measurable target (測定可能な目標、重要な目標)
目標が、数値で表され、測定可能であるか。重要な目標が選択されているか。

BA- Achievable target (達成可能な目標)
達成可能な目標を設定しているか。

CR- Results-oriented target(結果指向の目標)
目標が、最終的な成果に結びついているか。

DT- Time-bound target (期限を定めた目標)
目標の達成期限が明確になっているか。

『始めよければ、終りよし。』という日本のことわざがあるように
なにごとも、最初が、肝心で、最初に設定する品質目標が大きなポイントとなります。


適切な品質目標が設定できれば、
経営トップや現場責任者を中心として、
その品質目標の進捗状況をフォローアップしていければ、
自ずと現場の品質改善にも、結びついていきます。


現場での品質改善がうまく進まず、お困りの場合は、
まずは目標が、SMARTに設定されているか見直してみるのが、おすすめですね。


さらに、SMARTを発展させて、

「より賢い」という意味の『SMARTER』という7文字からも大切なポイントを理解しましょう。

目標は、上位方針として決められたものをトップダウンで展開するのが一般的ですが、

実際に目標を行動におとしこみ、実践するのは、現場の社員であり、
実務では、社員の心にはたらきかけるような目標でなければ、その効果も薄れてしまいます。


現場と品質

そこで、下記の2つのポイントもあわせて、目標にもりこめるように考えてみましょう。

EE- Engaging target (魅力のある目標)
ひとをひきつける魅了ある目標になっているか。

FR- Rewarding target(やりがいのある目標)
 やりがいのある目標になっているか。


このような品質目標の設定ポイントを、『SMARTER』を活用して覚えておき、
必要なときにいつでも語呂あわせで、思い出せるようにしておきたいものです。


<SMARTER>
@S- Specific target (具体的な目標、明確な目標、詳しい目標)
目標が、具体的で明確になっているか。

AM- Measurable target (測定可能な目標、重要な目標)
目標が、数値で表され、測の定可能であるか。重要な目標が選択されているか。

BA- Achievable target (達成可能な目標)
達成可能な目標を設定しているか。

CR- Results-oriented target (結果指向の目標)
目標が、最終的な成果に結びついているか。

DT- Time-bound target (期限を定めた目標)
目標の達成期限が明確になっているか。

EE- Engaging target (魅力のある目標)
ひとをひきつける魅了ある目標になっているか。

FR- Rewarding target (やりがいのある目標)
やりがいある目標になっているか。



今回は、品質目標の設定におけるポイントSMART/SMARTERを紹介しました。

SMARTの頭文字に、さまざまな英字をあてることができますので、
みなさんが大切に思われる目標設定のポイントを考えてみても、おもしろいのではないでしょうか。

何がじっくりと考えることで、きっと、大切なことが記憶にのこることでしょう。


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posted by かおる at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 品質目標
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