2011年04月22日

製造現場の品質会議、War roomとは?

War roomとは? - 品質管理研究所 -


海外の製造工場では、
「War room」と呼ばれる部屋があります。

日本では、あまり聞きなれない特別の部屋です。

「War room」は、
戦時における「司令室」、
「戦略的な決定をする部屋」という意味合いがあり、


工場での生産現場での問題発生時に、

各部門から現場責任者が集まり、迅速に対策を検討し、
アクションにつなげるための特別の部屋になっています。

War room による品質改善


この「War room」には、

現場での歩留まり情報、不良の改善進捗状況、
現場の社員の改善提案などが壁一面に掲示され、

現場の新鮮な品質情報の見える化が図られています。


現場での問題が発生したときは、
まず、現物確認のために現場に足をはこび、

現場のすぐ隣にあるWar roomで
対策を練ることができるように配置されています。

意思決定を迅速に行うために、
イスは、あえておいておらず、立ちながらの緊急会議です。

立って会議を実施することで、結論のでない『だらだら会議』をふせぎ、
短時間で効率よい話し合いをすすめることが可能になります。

立ち会議で、より迅速な意思決定を促し、
早急な対策を講じることにつながれば、

現場での品質不良をすばやく是正することにつながりますし、
お客様への信頼回復にもつながりますね。

ちなみに、日本のキャノン電子さんでは、

立ち会議を導入したことで、
会議時間は1/4でも、利益は3倍、
立つので、体脂肪もへって健康に良い!
なんていうおもしろい話も・・・(笑)。

【参照】 サラリーマンNEO 元気がでる会議術 


品質を向上させるためには、
製品品質の問題点を改善することに着目しますが、

このような問題解決を加速させる

新しい仕組みを企業風土にあったやり方で導入し、
組織としての効率的な改善につなげることも考えたいものですねひらめき


【関連記事】
品質改善の思考法 『PDCAサイクル』
改善4原則「ECRS」とは?
納入部材の品質不良、改善方法とは?
やってはいけない『3S』とは?
・・品質管理研究所サイトマップ
posted by かおる at 18:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 品質会議
この記事へのコメント
こんばんは、かおるさん。
「War Room」って名前がすごいですね。
まぁ、品質問題発生時もある意味戦いですから。
しかし、「War Room」っていう発想が素晴らしいですね。
そういう専用の部屋を用意するということが「品質問題を早期解決させるぞ!」という意気込みと直結してる印象を受けます。
私、実は立ち会議を経験したことあります。
数年前に2回程。
しかも3時間です。
経験する前は効率的なやり方だなぁと思っていましたが、実際に経験したおかげで大して効率的では無いと自分の中で結論付けることが出来ました。
要するに話がまとまらなかったら立っても座っても一緒だなぁと思いました。
貴重な体験でした(笑)。
Posted by QA課代 at 2011年04月22日 22:32
QA課代さま

こんにちは
品質管理研究所 かおる です。

すでに立ち会議のご経験があり、
うまくいかなかったのですね。

うまく効果をあげるためには、
運用上の課題もありそうですね!




Posted by 品質管理研究所 かおる at 2011年04月23日 08:16
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