(2011年2月28日) かおる
2011年2月28日〜3月2日に、工場監査のため、
急激な成長を見せるベトナムのホーチミンを訪問してきました。
キャセイパセフィック航空で日本の関西国際空港から、中国の香港空港を経由し、
ベトナムのホーチミン空港(タン・ソン・ニャット国際空港)まで、約8時間の移動で到着です。
■ バイク大国 ベトナム
ベトナムにつくやいなや、街をいきかうバイクが大歓迎してくれます。
■ 活気のあるホーチミンのバイク群

国内には、鉄道が十分に普及しておらず、交通手段は、もっぱらバイクです。
車もこれから普及していくでしょうが、やはりバイクにはかないません。
ヘルメットは、法律改正でかぶる事が義務付けらて着用していますが、
走り方は、みな自由奔放な感じです。
事故がおきずに走っている姿は、まさに驚きです。
ちょっとしたおしゃれとして、みな布のかわいいマスクを着用されています。
なかには、曲芸のような4人乗りもみられます。
ここは、サーカスの練習場所?と思えるほど・・・。
また、3人乗りで間に赤ちゃんをはさんで、ミルクを飲ませながら移動する親子などもおり
日本では、まずみられない面白い光景が外には広がっています・・・

■ エネルギーあふれるホーチミン
今回訪問したホーチミンは、ベトナムの最大の経済都市です。
1976年初代主席ホーチミンさんの名前をとり、
サイゴンという都市名から改名された都市です。
ホーチミンの街は、貧しいながらも、多くの若い人があふれており、
町並みをみても日本にはない、強いエネルギーを肌で感じ取ることができます。
先進国の日本は、ベトナムから比べれば断然、
金銭的には裕福な暮らしをしています。
しかし、現在の日本の閉塞感漂う環境と比べれば、
ベトナムの人たちは、目の輝きを失っておらず、
成長する意欲があふれており、みな幸せのようにも見えます。
工場で働く人たちも、日本語、英語を勉強し、ベトナム語とあわせて、
三ヶ国語を操る優秀な方もたくさんおられ、前向きな姿勢や
エネルギッシュな環境は、大いに刺激となります

日本で失われたものが、ホーチミンにあるような気がしますので
ぜひ、旅行にいって、みなさんにぜひ感じてもらいたいところです。
■ 『パステル・イン・サイゴン ホテル』
宿泊は、ホーチミン中心街にある『パステル・イン・サイゴン ホテル』
で2日間お世話になりました。

【パステル・イン・サイゴン】
・HP : http://www21.ocn.ne.jp/~yamachi/pastelinn.htm
・住所 : 99 Pasteur St.,Dist.1, HCMC S.R of Vietnam
・電話 : (84-8) 3822-8222 FAX : (84-8) 3822-8242
・タン・ソン・ニャット国際空港から車で30分
※詳細は、HPで確認してみてくださいね〜!
日本人スタッフもおられ、ホテルの食事や表示なども日本語があり、
異国の地での不安な観光客のかたにとっては、心強いホテルですね。
ベトナムには、日本の企業が多く進出されており、
日本人の駐在者や出張者が良く使われるホテルとして知られているようで、
海外の方よりも日本の会社員の宿泊者のほうが多かったのではないでしょうか。
■ ベトナムホーチミンの朝
早朝の散歩で、現地の雰囲気を味わいにいってきました。
バイクをよけながら歩くのは、まさにスリル満点です。
ホーチミンでは、朝から道端でたくさんの人がご飯を食べており、
街にはいろんな匂いが漂っています。
■ ホーチミンの朝食風景

野菜をうる路商やコンロでその場で調理している露店など
日本では見られない活気のある風景がたくさんみられます。
小さいプラスチックのいすに、ちょこんとかわいらしく座られています。
ベトナムでは、路上で店を開くことは違法行為ということで、警察からの取り締まりを
かいくぐるために、すぐに片付けられるように、イスが普及したということですが、
実際は、どの場所でもイスを使い、みなご飯をたべていますので、
黙認されているようですね。
また、ベトナムでは、いすの高さが、食事の清潔度と比例するとか、しないとか?(笑)
ベトナム旅行でも、日頃食べないものにチャレンジする楽しみと、お腹をこわすリスクを
天秤にかけて、楽しい食事になるよう注意が必要ですね。
さすがに、今回は仕事のため体調くずせませんので、屋台料理はさけましたが
みるだけでも面白いものがいっぱいありますのでぜひ!
■ 道端で食事をとるベトナムの風景

学校?会社?の前で多くの人が朝から道端で食事をしています。
戦後、成長を見せた当時の日本にもこのような風景があったのかもしれませんね。
■ ホーチミン市のおすすめスポット
@聖母マリア教会

19世紀のフランス統治時代に建てられたレンガ造りのカトリック教会です。
Aホーチミン市人民委員会庁舎

フランス統治時代に建てられたルネッサンス様式の庁舎ですね。
B街なみ
ベトナム戦争などもあった過去の歴史からか、街にヘリコプターなどもおいてあり、
歴史を肌で感じることができます。

■ 国民的料理 フォー
ベトナムへいったら、国民的料理であるフォーはぜひたべなければいけませんね。
フォーは、お米の麺をつかった、鶏のだしスープで、香草などを好みで入れて
食べるベトナムのポピュラーなご飯です。
夜遅く仕事をおえて疲れた状態で食べる、
現地のベトナム人がお勧めするNo1フォーのお店にいきましたが、おいしさ大満足です。
ベトナムの鶏は、地鶏が多く、スープはいいだしが出ています、
日本でも受け入れられる味なので、日本でもブームになる要素があるように思います。
こちらは、お昼ご飯のフォー・ガー(鶏)!

現地のベトナム人は、ご飯をあまりたべられない貧しい環境であることも多く
栄養がやはり不足しており、小柄な方がたくさんおられます。
工場では、朝晩のごはんをたべず、工場で提供される無料のごはん
てんこ盛りにして食べて満たしているかたもおられようです。
よりよい生活をもとめて、仕事に対しても貪欲に吸収しようとする
前向きな姿勢、反骨精神はこのような環境からもうまれてくるのかも
しれませんね。
ホーチミンでは、製造業での人材不足がおこっているようで、
ワーカーさんを求めて、地方都市の方々を積極的に採用するために奮闘されるなど、
市場の成長にあわせた人材確保も、他国の進出企業での大きな課題になっているようです。
さまざまな工場があつまる特区では、工場前に業務や賃金などを掲示して
積極的に安定した雇用を確保する努力の軌跡がみてとれます。
現地生産でのむずかしさと、成長するおもしろさを感じ取ることができます。
今回の監査の旅は、3日間ベトナムのホーチミンに滞在しましたが、
疲れるどころか、エネルギーをもらってかえってきたように思います。
わたしたち、日本の国でわすれかけたものが、
今、成長しようとする国々であふれているようにおもいます。
そんなエネルギーをまた少しでもお伝えできればうれしく思います

私の会社もベトナムに顧客の工場がある関係で、ベトナムへの出張の機会があります(私はまだ行ったことがないですが・・・)。
私も本場のフォーを食べたいです!!
ベトナムへ言った際には、
ぜひフォーはおすすめですね!
現地の方へは、いつも日本のおみあげ
に八橋をもっていきますが、
ベトナムの方の場合は、うまい棒も大変
よろこばれると現地の方に教えていただきました。
お客さまの工場には、さすがにうまい棒は
もっていけませんが、現地の方々とあって、
Face to face で現場で話し、
気持ちをうけとり、気持ちを伝えることは
大切ですよね。
品質管理研究所 かおる
「フォー」が食べたくなりました。
フォーの麺は現地ではどのように製造していましたか?教えてくださいませ。製造工程や製造写真があれば有りがたいです。宜しくお願いします。
こんにちは
品質管理研究所 かおるです。
コメントありがとうございます。
現地の「フォー」は、最高です!
疲れたからだに染み入るだしのでたスープと
あっさりとした麺、そして好みでいれる香草
など食べ方も現地を満喫できる一品です。
残念ながら、フォーを堪能するあまり、
作り方までは、写真に収めきれずじまいでした。
下記は、Youtubeで紹介されているフォーの映像です。
ご参考までに!
■ Vienamese Noodle Soup, Pho ベトナム料理 フォーの作り方
anyrecipeさん Youtube
http://www.youtube.com/embed/ZDBFXvQF8mE
■ How to make Pho (noodle soup)
Itkmanさん Youtube
http://www.youtube.com/embed/kWmhfrtECI4
■ Vietnamese beef noodle soup. pho. pronounce "fuh?" producer Phuong Minh T. Nguyen myfilmhouseさん Youtube
http://www.youtube.com/embed/1HigKKXDnFc
■ How to make Vietnamese Beef noodle Pho Soup (Pho Bo)
LinhHaymanさん Youtube
http://www.youtube.com/embed/j6polgG9EyY