2010年10月10日
品質管理研究所について
品質管理研究所について
品質管理研究所は、現役で品質保証部・監査人としての業務を通じて学んできたことを皆様と共有し、より高い品質と品位のあるモノや仕組みが増えることを期待して、2010年10月10日に開設いたします。
現在、私は、品質保証部の監査マンとして、国内外、中小・大手様々な分野の製造業において、購入する部材の工場監査を通じて、品質の改善を日々図る業務に携わる機会を頂いており、みなさまに少しでもノウハウを提供できればと思っています。
海外製品の台頭で、大量生産による低コスト商品が多く占めるなか、コスト・納期と、品質との兼ね合いで、日々奮闘されている方も多いのではないかと思います。
日本の製造業での品質関連部門の人材は、およそ5%程度くらいではないでしょうか。そんな特殊な部門である品質保証部にはじめて配属された方、さらに品質高めようと日々勉強される方、品質により経営を立て直したい経営者の方々に、この「品質管理研究所」を通じて、少しでもお力になることができれば、幸いです。
品質管理研究所 かおる
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従業員に対する品質管理の教育資料をさがしていて、こちらにたどり着きました。
今まで色々な所を見ましたがこちらが一番実践的だと思います。
屋根やですから、厳しい品質管理をせずとも納まってしまうので、逆に品質管理がむずかしい現状です。
こちらのHPの他に貴殿が良いと思うサイトがありましたら、ご紹介下さい。
宜しくお願い致します。
はじめまして
品質管理研究所 かおるです。
品質管理研究所HPをご覧頂き、
ありがとうございます。
みなさまのお仕事のお役にたてるような
情報をこれからも楽しく提供していければと
思っております。
品質管理の教育資料をお探しということで、
費用をかけずに効率よく学べる
自主学習サイトをご紹介いたします。
おすすめのHPは、科学技術振興機構さんの
Webラーニングプラザで公開されている技術者向けの無料E-learning教材です。
http://weblearningplaza.jst.go.jp/
アドレスにアクセスいただき、
画面右上の「教材を選ぶ!」の「教材マップ」を選択すれば、
ものすごい数の専門分野の教材がでてきます。
もちろん品質や統計手法に関わる内容もあります。各学会などの専門家さんにより作成されている内容のため勉強教材としては、申し分ありません。
なお、Webラーニングプラザで提供されている教材概要の一覧は、
下記にまとめられていますのでご参考まで。
■Webラーニングプラザご利用案内 平成23年度版(PDF:9.70MB)
http://weblearningplaza.jst.go.jp/material/files/contents_guide_2011.pdf
インターネット環境だけではなく、
社内イントラネットでの個別学習に対応できるように
CDを配布したり、登録すれば、学習修了通知も届くなど、
実務で活用しやすいシステムになっています。
さらに、教材のわかりやすさも無料とは思えないほどすばらしい内容です。
このようなツールをうまく活用して、
品質向上に役立ることは、たいへんおすすめです。
現在、屋根やさんをされており、
製品・施工時の品質上の問題がなく、
お客様の満足が得られている状況であれば、
サービスという観点から、
お客様と接する際のサービス品質向上をはかる
という視点で、
現状の課題を見つけ出すこともおもしろいのではないでしょうか。
品質管理研究所 かおる
ご紹介頂いたサイトは私どもにはレベルが高すぎますので、初心者向のサイトがありましたら、ご紹介頂きたく、屋根屋の現状は、納まりが、少し悪ければ、脚で蹴って納めてしますくらい大雑把なものなのです。
だからよけいに品管の立場は品質工場と言うよりもポカミスをしないようにさせる位ですね。
従業員の殆どが製品規格など意識していないのが現状です。
それだけに、管理しづらいのが正直な所です。
こんにちは
品質管理研究所 かおる です。
品質の初心者向けのおすすめサイトとしては、
財団法人日本規格協会さんの品質管理検定4級のテキストが
非常にわかりやすくおすすめです。
■ 品質管理検定 4級テキスト
http://www.jsa.or.jp/kentei/qc/pdf/grade4text_ver2.pdf
品質管理について理解するために、
非常にわかりやすい内容になっており、
企業教育で教育された後に、学習成果を確認する目的で、
QC検定をみなで受検してみて、
理解度をチェックするのもよいかもしれませんね。
もちろん、品質管理の知識を基礎から
みにつけることも大切ですが、
屋根関連業界の特徴にあわせた品質管理や教育の仕方を
他社の事例を調査し、社員に紹介することも
おすすめです。
成長している他社の良い活動事例(ベストプラクティス)を理解し、
単に真似るだけでなく、自社の企業風土や考えに合った形で、
上手く取り入れる活動や研究がよく行われています。
日本ではよく、ベンチマークという言い方をしますが、
他社の製品の特徴やサービスの取り組み状況を理解し、
自社に足りない部分や自社が進んでいる部分をさらに
強みとして伸ばすような取り組みにもつなげることがポイントです。
■屋根のカナメさん
みんなで助け合って成長していくために 〜カナメの教育制度
http://www.caname.net/education/index.php
■SOUBU Corporation
ごまかしの一切ない工程品質管理
http://sou-bu.co.jp/feature/management.html
ご近所からも好感、気持ちのいい施工を
http://sou-bu.co.jp/feature/education.html
■トータル住器株式会社
品質向上活動
http://www.totaljuki.co.jp/contents/quality.htm
■鹿島建設株式会社
鹿島の人づくり・技術の伝承
http://www.kajima.co.jp/csr/boast/person/index-j.html
■MISAWAさん
4回管理・5回検査体制
http://www.misawa.co.jp/kodate/seinou/mokusitu/kouhinsitu/sekoukanri.html
など、他社がどのような取り組みを実践しているかを知ることで、
企業内で指導される上での教育のヒントがかくれているように思います。
ものづくりの前にヒトづくりの精神で、
品質の社内教育をぜひ成功させていただければうれしく思います。
品質管理研究所 かおる