2012年01月13日

パレート図の作り方とは?

パレート図の作り方とは? -品質管理研究所-


QC7つ道具のひとつで品質不良の改善のためにかかせない
『パレート図の簡単な作り方』についてご紹介します。

パレート図と改善ステップ


今回は、パレート図に不良モードと数値をいれるだけで、
簡単にパレート図が描けるようなエクセルのテンプレート(例)
自由にダウンロードできるようにしましたので、
ぜひ、うまく業務にお役立て頂ければ幸いです。(文末のリンクからどうぞ)


まずは、パレート図のサンプルとともに、簡単な3ステップの作成方法をご紹介します。

パレート図の作り方


<簡単なパレート図の作成方法(Excel)>

@不良モードと発生数のカウント
パレート図では、まず、製造工程や市場での不良を不良モード別にわけて、
発生数をカウント
することからはじまります。

どんな不良モードがあるのかをもれなく列挙して、
チェックシートを活用して、不良をカウントしましょう。

もし、不良モードの定義が、明確でなければ、現場の作業者によって、
異なる不良として判定されてしまいますので、その区分けのルールづくりも
正しく情報を扱う上で、大切なポイントです。


わかりやすい説明

■ 不良をカウントするチェックシートの例については、こちらの記事をご参考にどうぞ!
品質不良改善シートとは?


A不良の並び替え(多い順番に)
次にその不良モードのうち不良の発生数の多いものから順に並べます。

エクセルでは、『降順で並べ替え(Z→A)』という
便利なボタンがありますので、

不良モードの名前と一緒にたくさんある不良から順に並べ替えてみましょう。

パレート図の良さは、その図をひとめ見ただけで、

どんな不良がどれだけ集中して発生しており、
どの項目を重点的に改善すればよいかを見つけられることです。


そのため、不良を多い順からならべて、考えることが大切となります。

これが、重点指向の考え方です。

■ 重点指向については、こちらの記事もご参考にどうぞ!
重点指向のパレート図!


BEXCELシートへ貼り付け
順に並び替えられた不良モードと不良発生数を下記のテンプレートにそのまま貼り付けます。

パレート図 Excelフォーマット(例)

パレート図の作り方

※下記のリンクから、ダウンロードどうぞ!

ひらめきパレート図 フォーマット(Excel)

ひらめきパレート図 フォーマット(pdf)


不良モードと不良数を貼り付けると、

「不良モード別の発生数を示す棒グラフ」と「不良の累積構成を示す線グラフ」からなる
パレート図が簡単に自動で描かれます。

Excelでは、『形式を選択して貼り付け⇒値』を選択すると、
元のフォーマットの体裁がくずれないのでおすすめですね。

また、グラフの縦軸の不良件数の横の数字をクリックして、
縦軸(Y軸)の最大値を不良合計数と一致するように設定すれば、
一段と綺麗な棒グラフと線グラフの図が描けますのでお試しください。

パレート図を一からエクセルで作るとなると、

体裁を整えるために時間がかかりますので、
このパレート図のテンプレートをうまくアレンジして、
現場の品質改善の時間により力を注いでいただければ、うれしい限りです。



【関連記事】
QC7つ道具〜品質管理ツール
重点指向のパレート図!
管理図とは?
ドラッカーに学ぶ『管理』とは?
チェックシートの落とし穴
posted by かおる at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | パレート図

2012年01月10日

納入品質改善計画・実績報告書とは?

納入品質改善計画・実績報告書とは? -品質管理研究所-

今回は、製造現場の納入部材の品質改善に活用できる
『納入品質改善計画・実績報告書』をご紹介します!

品質の高い製品をつくるためには、
部材の品質を高めることが求められます。

納入品質不良や市場不良を発生させたサプライヤーさんに対しては、

再度問題が発生しないような発生防止対策と問題の歯止めとなる流出防止対策を行い、
品質会議などを通じて、品質の改善を図ることがかかせません。

品質会議と改善計画

フォローアップが必要な是正対策については、
改善が完了するまでに日数がかかるものも多く、

暫定対策で、不良が一時的におさまり、時間が経過すると、
フォローの対応状況、改善品の納入の切り替わり、
そして、効果の確認が中途半端になりやすくなります。


「気づいたときには、不良の再発」

なんていうことにならないようにしたいものです。


今回は、そのような悩みを解決する「納入品質改善計画・実績報告書シート」
無料でダウンロードできるようにしましたので、うまくアレンジして、
ご活用いただければ、うれしくおもいます。


まずは、こちらをご覧頂き、イメージをふくらませて頂ければ幸いです。


■ 『納入品質改善計画・実績報告書』について、下記をご参考に!

納入品質改善計画・実績報告書


ひらめき納入先のサプライヤーさんの品質指導や品質会議の報告資料に、
 また、自社の品質改善のためにも活用することができます。


※EXCEL版の「納入品質改善計画・実績報告書」のフォーマットは、末尾で無料ダウンロードできます!


<簡単な3つの活用ポイント>

@フォローアップで品質UP

この「納入品質改善計画・実績報告書」は、
納入される製品で、不良が発生して、改善が見られない不良項目をいくつかあげて、
改善計画と実績報告をかねて、改善を進めるツールです。

改善担当者の具体的なお名前と期限、改善内容を明確にして、
改善計画をたて、品質会議などで、その実績と進捗を定期的に(毎月)確認していきます。

スケジュールの中でどんな改善を施したものが、いつ納入されて、
効果があったのかを生産ベースでしっかりフォローアップしていくことが大切です。


もちろん、改善したことによって、思わぬ副作用が発生する場合もありますので、
事前の品質確認申請とその変更に伴う品質評価もぬかりなく行うことも忘れずに。


A納入品質の改善から工程品質の改善へ

部材の納入品質目標(〇〇ppm、△△%)を記載することで、
現状の納入不良率と比較し、その差を確認することができます。

部材の品質の良い、悪いは、
部材に対する品質目標に対する達成度合いです。


部材の納入不良の改善が、毎月どのように進行しているかを確認することはもちろん、

サプライヤーさんでの部材の製造工程内での品質不良率も記載していただき、
不良の発生防止が、サプライヤーさんの生産現場で着実に図られていることを確認します。


納入していただく製品を検査ではじくだけにとどまらず、
不良品を生み出さない工程品質管理へと移行していくことを促します。



B改善のヒントをひきだす

改善内容を一覧にして、改善内容の有効性の確認をスケジュールで明確にすると、
その取り組みに対する成果が見えてきます。

逆に効果が上がりにくい場合は、改善アクションが見える化されることで
改善のためのヒントを提供しやすくなります。


品質改善のヒント

部材を複数購買している企業の場合、
他の部材メーカーさんでの失敗事例から、改善方法を理解している場合も多いため、
改善内容にもりこまれていないクリティカルな改善提案ができる場合もあります。

取引先も納入先も、お客様のためにお互いの知恵を出して、
前向きに改善する姿勢があれば、問題の多くは、解決したようなものです。



【納入品質改善計画・実績報告書(無料ダウンロード)】

納入品質改善計画・実績報告書シートのフォーマットのダウンロードは、こちらからどうぞ!


ひらめき納入品質改善計画・実績報告書(EXCELフォーマット)

ひらめき納入品質改善計画・実績報告書(PDFフォーマット)



ぜひ、アレンジして、活用いただければ幸いです。



【関連記事】
品質不良改善シートとは?
歩留まり改善とは?
Fコストとは?
品質改善の思考法 『PDCAサイクル』
改善4原則「ECRS」とは?
品質目標とは?
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2012年01月05日

品質不良改善シートとは?

品質不良改善シートとは? - 品質管理研究所 -

今回は、製造現場の日々の品質改善に活用できる
『品質不良改善シート』をご紹介します!

製造現場では、品質の課題があふれています。

実態を客観的に把握するためには、定量的な数値で問題を理解し、
「手で考える」ことが求められます。

今回は、忙しい現場の生産担当の皆さんや品質管理の皆さんが、
現場で毎日集計したデータの確認や改善を進めるために活用できる

「品質不良改善シート」を無料でダウンロードできるようにしましたので、
うまくアレンジして、ご活用いただければうれしくおもいます。


まずは、こちらをご覧頂き、イメージをふくらませて頂ければ幸いです。


■ 「品質不良改善シートサンプル」について、下記をまずはご参考に!

品質不良改善シート


※EXCEL版の「品質不良改善シート」のフォーマットは、末尾で無料ダウンロードできます!



【3つの簡単な活用術】

@自発的な改善の種
品質不良モード別に現場の担当者が毎日不良発生数を記載していきます。

品質不良改善シートを製造現場にはったり、PCでうつしだして管理するのがおすすめです。

日々の品質状況を現場の担当者自ら把握し、見える化によって情報を共有し、
現場の自発的な改善を促すことにつながります。


このような見える化で、社員が提案型の品質改善をするきっかけをつくることが大切です。


A重点指向による改善

製造現場の問題で、全体の中でどんな問題がどれだけ発生しているのか、
どの問題を優先的に改善すればより効果的か、パレート図のように品質不良項目を
具体的にして、重点指向の考え方で改善を効率的に行うことができます

問題に対する改善アクションを明確にして、その効果を日ごとに確認し、
問題の改善効果までしっかり確認することが大切です。


B品質報告資料との一体化

現場での実務と離れて、品質関連書類をつくることに時間がかかり
現場での改善時間が減ってしまっているとお悩みの方も意外と多いのではないでしょうか。

この品質不良と改善情報を品質資料としても、そのまま活用できます。

品質会議の説明資料づくりなどのために時間がなく改善できないとなっては本末転倒です。
現場の品質の改善に加え、月ごとに歩留りとあわせることで、
報告用の資料にそのまま展開して活用するのが、おすすめポイントです。


【品質不良改善シート(無料ダウンロード)】

品質不良改善シートのフォーマットのダウンロードは、こちらからどうぞ!


ひらめき品質不良改善シート(Excelフォーマット)


ひらめき品質不良改善シート(PDFフォーマット)


ぜひ、皆様の会社にあった形で、アレンジしていただければ幸いです。



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品質改善の思考法 『PDCAサイクル』
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posted by かおる at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 品質改善